熱い夏が終わりました…

土曜日、ゼットエーへ行かれました、紅陵ファンの皆さま。
連日の暑さが収まらない中、応援お疲れ様でした。

ひと夏が終わりました…
ね。

当たり前の事ですが、全国の頂点に立たない限り、一校を除いた全ての学校が敗れて終わる夏の高校野球

わかっていながら、現実に直面すると、悲しさ以上に寂しさが募ります。

負けて、あ~でもある…こ~でもある…を言うのは嫌なので、勝ったチームが強かった…そう考えてますが、出待ちで北野君の挨拶を見てたら(さすがに泣きはしませんでしたが…)

コレで3年生は、金輪際KORYOのユニフォームを着てプレーする事は無いかと思うと、何度…いや、何十回経験しても寂しさ、悲しさ、悔しさ、何とも言い難い気持ちにさせられます。

何度か書いておりますが、紅陵ヲタ仲間達と『負けて泣くのは止めよう』と言ってるのですが、今夏は気のせいか?ユニフォームを着れなかった選手と親御さん達の心の汗を感じました。

私的な事で恐縮ながら、私には子はおりませんので、正直言えば『子を持つ親の気持ち』は、わからないのですが、比較となる他校はわからない中、紅陵は試合に行く度、父兄の応援って平日祭日問わず多いよなぁ~とは、どの代も感じてました。

そうなんです。
プレーするのは選手ながら、紅陵は親御さんも一緒に戦ってる…ソレは凄く感じてたので、試合後の親御さん方の心の汗は、ある意味選手以上に感じるものがありました。

選手は勿論の事、一緒に戦う親御さんも、ご子息がユニフォームを着れるのは20人。

そんな中、連日の応援。私のような暇人は別として、仕事や家庭をやりくりして、球場へ駆けつけるのは、凄く大変だったと思います。

本当にお疲れ様でした。


そして、北野君達3年生31人。
昨夏あんな事があり、余波が残る中での新チーム始動。今の世の中からして、その余波の部分も少なからず耳に入ったりしてたと思います。

勿論、当事者じゃないにしろ、犯した罪は、紅陵を応援する私でも(未だ)解せない気持ちはあります。

そんな中、秋神憑り的な勝負強さで、2003年以来の優勝。本当に本当に本当に奮えるほど感動しました。勝った負けたではない…と言いながら、勝つ喜びに心底興奮しました。

出待ちの際、澤村先生も『追われる立場…』を言ってましたが、秋の勝ちが、春夏とプレッシャーになっちゃいましたかね。

でも(敢えて言うと)そのプレッシャーも拓大紅陵だからこそ、感じなくてはならない重圧です。

負けた今、こんな事言うのはアホ丸出しですが、KORYOのユニフォームに袖を通す以上は、ソレは背負わなくてはならない伝統はKORYOの冠の重みです。

北野君も言ってましたが、下級生が引き継いでくれる事を願っております。

本音の部分では、甲子園へ戻るチャンスはあったと思います。秋の新チーム結成後から、3季ある大会で『全て8強』以上に残ったのは、最後に夏の甲子園へ出た、2001年秋から2002年の夏以来。

負けた、昨日の今日ながら、北野君達が築いた、拓大紅陵新しい地図は、真の復活への(紅陵ヲタ仲間も言ってましたが)狼煙だと(勝手に)思っております。

言うほど簡単じゃないのも、兆も承知の上ながら、いつの日か…このブログのタイトルが夢じゃない時を願いつつ、また来月の秋ブから、紅陵を応援して行きます。

※紅陵野球部に1ミクロンも関係の無い、部外者も部外者で…単なるヲタの分際ながら『お前が何をそんなに熱くなっとんねん』と、面白く思わない方も少なくないとは思いますが、(勝手ながら)どうかお許しください。


北野君達3年生31人。紅陵野球部に入部して、2年と3ヶ月。遊びたい盛りで、いろんな事に興味が湧く年齢の中、一つの事に打ち込み、一つの場所を目指して、一つのボールに集中して、一つのボールを追いかけて…
本当に本当に本当に本当に本当にお疲れ様でした。

夢を見させてくれて、希望を持たせてくれて、どうもありがとうございました。度会君の時も、本多君の時も書きましたが、私はOBの応援へ行くのも大好きですから、来年(最も新しい)紅陵OBとして、私達紅陵ヲタをWAKUWAKUさせてください。


そして…
本文最初にも書きましたが、3年生のご父兄の皆さまも、ご子息と共に戦った2年3ヶ月お疲れ様でした。実は…(特定されても嫌なので(笑))書こうか迷いましたが、試合前…年配の紅陵ファンの方と、一言二言会話をしてた際、こんな私なんぞに挨拶してくださったお母様がいらっしゃいました(デブだし、脂切ってるし、毎試合来てるから、ある意味目立つ?(笑))

当然、どなた様かはわかりませんが、凄く有り難く、素直に嬉しかったです。数日前にも書きましたが、勝負事である以上、勝ってこその部分は多分にありながら、こうした事を(さりげなく)してくださると『本当に紅陵を応援してきて良かったなぁ~』と、改めて実感しております。(こんな私なんぞに)ご丁寧にありがとうございました。


夏の終わり恒例の、主語の無い、句読点めちゃくちゃの謎の長文大変失礼しました。