和田孝志選手(紅陵→東洋大学→ロッテ)

紅陵大卒選手では、唯一のプロ入りではないでしょうか？伝説の最強チームと言われた88年二枚看板の一人。確か、二年時から高橋選手と共に主力として投げてた覚えがあります。また、当時は夏の予選前、日刊スポーツ等のスポーツ紙に大会前の練習試合も載っていて(一部)関東最強決定戦と題して、その年のセンバツでベスト4に入った桐蔭学園との練習試合が掲載され、高橋・和田・知野・坂本で写真になったのも記憶に残ります。

私個人で言うと、どうしても自分が見てた試合に限り、高橋選手が登板したゲームが多く、7番ファーストの和田選手のイメージの方が強いです。打者、和田孝志だと甲子園の松山商戦でレフトへの先制打。鮮やかでした。投手・和田選手ですと、正直紅陵時代より桧山(阪神)徳田(日本ハム)関口(横浜→近鉄)等と神宮を沸かせた東洋のエースで活躍した、そちらの方が覚えています。中でも、失礼ながらこんなに凄い投手だったんだと驚かされた、90年春のリーグ戦で、その頃大学屈指と言うよりアマ屈指と言われた小池(亜大)と投げ合いノーノー達成。嬉しい反面、驚きもありました。確か、松下電器に内定を貰っていて、社会人に進むと聞いてましたが、ロッテが指名(4位？)千葉移転時のロッテは投手力が若干落ちていたので、直ぐに活躍を期待していましたが．．．．．．

多分、初勝利まで8年位かかりましたが、その後は敗戦処理から谷間の先発までロッテ投手陣の縁の下の力持ちで頑張ってましたね。完全なるタラレバですが、88年の甲子園、浜松商戦で先発したらどういうゲームになってたのかとも考えたりしちゃいますが．．．．．．