第87回全国高等学校野球選手権千葉大会準々決勝・紅陵-中央学院

思い出に残った試合と言うより、殆ど観戦記と言うか、単なる
試合結果を書いてるだけと言う気もしますが...(苦笑)
まぁ、紅陵の試合は全てが思い出なんですが...(苦笑)

02年夏の決勝の再現となった中央学院戦。90年代は市船
千葉の王者として君臨していましたが、この中央学院
92年に、前年親子鷹として我孫子高校を二度目の甲子園へ
導いた荒井到徳監督を招聘してから、みるみる力を付けて
元読売の安藤等プロ野球選手も輩出し、一時は千葉の学校で
個々の力なら癸韻噺世錣譴振豪です。

7月23日(土)千葉マリンスタジアム・第二試合

紅陵001 001 240  8
学院020 020 100  5

紅陵、ここまで初戦・永棟君、三回戦・露崎君、四回戦・淳基君
五回戦・平井君と毎試合先発を変えてきています。この日は
誰かと思いきや、二年生左腕・永棟君です。一方の学院は
背番号10のエース菅井君。
初回の紅陵、大前君のツーベースも雄大君凡退。
その裏の学院も、先頭がヒットで出塁も後続が断たれ、
2回裏の学院。先頭の井口君三振、下級生の下位へ...
石金君ツーベースで迎える遠藤君(中央学院は名前は良く覚えてません)
内角の球をフルスイング!!!大前君一歩も動かずレフトへ
先制ツーラン!!永棟君大きな一発を喰らいます。
3回の紅陵、ここでナ!ナ!ナント!!
早くも永棟君に変わり、代打吉川君。その吉川君見事期待に応え
スリーベース。小坂部君の内野安打で1点差に迫ります。
3回裏から紅陵のマウンドは、吉川君。この後、互いにランナーを
出すも、5回表を終わり1-2.
その裏、学院動きます。吉川君、簡単にツーアウトを取るも
2、3番に連打。学院絶好のチャンスに頼れる主砲、今大会は
登録の関係で背番号15の石幡君(船橋シニア)ライト線へ
千金のツーベース。中央学院4-1紅陵......
相手が動けば、こちらも動きます。紅陵6回、大前君・雄大君の
連打を中田君が返し1点。その裏、吉川君から変わった露崎君が
抑え、ラッキーセブンの攻撃です。
ここで差を詰めたい所、田中君の四球や小坂部君の相手エラーで
同点。が、学院もラッキーセブン、またも石幡君が逆転打...
中央学院5-4紅陵 もちつもたれてます...
しかし!!勝利の女神は見捨てません。
1点差の8回表、先頭雄大君センターフェンス直撃ツーベース
(見ててはスタンドインかと思う打球でした)続く淳基君の
犠バが内野安打。迎えるは、ここまで3安打の中田君。
得意の流し打ちでレフト前。もう攻めろ紅陵です。
露崎君に代わり、ピンチバンター?深津君が送り、
燃える男・吉川君がセンターへ逆転タイムリー!!!
更に、田中君のスクイズ(ここで学院、ピッチャー松崎君に交代)
その後もメイプル打線、手を緩めず小坂部君・松丸君の連打で追加。
紅陵8-5中央学院。ここまで、永棟君・吉川君・露崎君と繋いできて
さて?残り2回は平井君か?そう思われたとき......
ピッチャー露崎君に代わりまして大前君(ドゥワ~~~~!!!)
満を持して、大前君今大会初登板です。
その初球!!ズバーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
いきなりストレート138kmを表示!!!
速い速い!!!
8,9回の二回をヒット1本に抑え見事な火消しでした。
ちなみに、大前君。
8回ニゴロ・二ゴロ・三振
9回センター前・三振・レフトフライ・三ゴロ
だったと思います。

8回表の猛攻は今でも何度もビデオで見ています(苦笑)
長々失礼しました。