第87回全国高等学校野球選手権千葉大会五回戦・紅陵-千葉明徳

千葉明徳、全国的にはこの学校も無名に近いと思いますが
(主なOBにニッポン放送の名物ラジオ番組だった
「鶴光の噂のゴールデンアワー」のアシスタントの
御美和子様こと田中美和子)近年猛烈に勢いを付けて来ており、
そう遠くないうちには、今以上に怖くなりそうな存在です。
(と言っても簡単には甲子園へは行かせませんが)

7月21日(木) 千葉県営球場・第二試合

紅陵000 012 010  4
明徳000 000 000  0

結果的には紅陵にとって今大会唯一の完封ゲームとなりました。
ここまでの紅陵
東金戦・永棟君、一宮商戦・露崎君、千葉日大一戦・淳基君と
毎試合、先発を変えて投手王国を見せ付けます。
そして明徳戦。満を持して、春には1番を背負い
この夏は10番を背負う、紅陵のスピード王・平井君が
先発です。かつて、野村克也がスワの監督時代
山田勉と言う投手がいまして、その山田に
「岡林や西村が、あない貰っていて(年俸)お前はナンボ
貰っとんのや」こう言った事がありました。
要は、山田は1億円のボールも投げるけど、1万円の
ボールも投げると......
前置きが長いですが(いつもだけど)平井君も
ドラ1級のボールを投げれば、小学生も振らない
クソボールも投げる......投げて見なければ分からない
平井君に託します。
紅陵、1回~3回まではヒット1本で淡白な出だしです。
一方平井君。とにかく制球さえ乱さなければ、千葉のレベルなら
そうは打たれない。とにかくコントロール......
初回、簡単にツーアウトを取りながら四球。でも、次打者を
キッチリ抑えます。2回、またも四球を出して送られ
更にヒットでピンチを迎えますが、この日の平井君は
動じません。が3回、またまた四球を出すも松丸君が
盗塁を刺し、4,5回は難なく抑え、シニア時代(佐倉シニア)
から、大器大器と言われてた器を最後の最後に見せてくれました。
その平井君。手足が長く、実に投手らしい体型をしていて
運動能力は飯田(楽天)にも劣らない?今日は打撃でも
見せてくれました。平井君と明徳宮田君の投げ合いが続いてた
5回表、ヒットの淳基君二塁もツーアウト。ここで平井君
センターに鮮やかな先制打です。
1点を先制して、押せ押せムードの6回エラーの小坂部君を塁に
残し、頼れる主砲・雄大君のツーラーンが飛び出します。
これで3-0。平井君完封に向けて...と思ったところで
ピッチャーが、大前君と並ぶスーパールーキー吉川君の登板です。
イヤー、手前みそながら速い速い!!普通平井君の後だと
遅く感じるものですが、明徳二番からの攻撃もあっさり
三者凡退に抑えます。圧巻だったのは7回裏です。
明徳の5番から三者三振!!!!!!!松丸君のミットが
スパーン!!!素晴らしい音を轟かせます。
吉川君の、最高の投球後の8回表。小坂部君・松丸君の連打で
ダメ押し。吉川君、8,9回とランナーを出すも全く危なげない
投球で(後半4回を7奪三振)ベスト8!!
舞台はマリンへとなりました。




すずかさん、こんばんは。
こちらこそ、今年も宜しくお願い致します。
大前君の、公式戦初ホームランを見逃しましたか...
でも、大前君は清原が持つ甲子園通算13本を破る男闘呼
ですから、甲子園初ホームランを見逃さないでくださいね(笑)
初ホームランですけど、今でもビデオで見ますが
外角高めのカーブのすっぽ抜け?か何かだと思います(多分)
確かに、入学3ヶ月で流してのホームランは凄過ぎですよね。
本当に腰が据わってます。私が覚えてる範囲では、92年の
夏の準々決勝・習志野戦の立川(元阪神)がマリンのライトへ
97年の夏の初戦・千葉商大付戦の和田君(かずさマジック)が
天台のレフトへ打った以来の流してのホームランを見ました。
田中君は、長打が日大一戦の三塁打のみですが、確か決勝の
銚子商戦前まで5安打してました(多分)銚子商戦では、2回裏の
追加点となるレフト前も打ってましたよね。
私は、ノーマークはありませんが、ここ5年位は休みは紅陵の
試合を最優先にして、オフシーズンの半年は出来る限り仕事を
最優先にして(休みを取らないぐらい・笑)一試合でも多く
見に行ってます(笑)長々と書きましたが(これもいつもですが)
春から本当に始まる(始まって欲しい)紅陵黄金伝説!!
一緒に応援してください。