我らが紅陵野球部は・・・一生勝ち続けます!

「三度目の正直」に挑む~雪辱に燃える主砲の大前~


「あと一歩のところで悔しい思いをした先輩たちの敵を討つ。」
田中卓実主将には今夏の大会に臨む並々ならぬ強い決意がある。
拓大紅陵は昨年、一昨年と2年連続で県大会決勝で延長戦の末敗れ
甲子園への切符を逃した。「今年こそは。」三度目の正直を実現すべく、
今夏にかける拓大紅陵ナインの思いはどのチームより熱い。

今夏のチームは、エースの吉川大樹ら3年生4人が1年生の時から
夏の大会を経験。チーム1の長打力を誇る2年生の糸満大地もおり、
例年以上に力を持った選手がそろった。小枝守監督は「守備の破たんは
少ないし、打線は普通のピッチャーなら打球が外野手の頭を超える」
と高い総合力に自信をのぞかせる。チームの鍵を握るのは、1年生時から
主軸を打ちマウンドにも立つ大前勇人。中学時代にシニア大会で全国優勝し
、入学後すぐにレギュラーを奪取した実力の持ち主だが、
これまで高校野球には苦い思い出ばかりしかない。

初めての夏の決勝、3-3のまま迎えた終盤にマウンドに立った。
準々決勝、準決勝もリリーフで抑えており点を取られる気は
しなかったが、十二回に相手の4番に直球を狙われ右翼線に決勝の
2点三塁打。自信を打ち砕かれた。
昨年の決勝では、3点を追う八回に起死回生の右翼ポール直撃
の2ランを放ち、追い上げムードをつくったが、チームは
九回に同点に追いつくのがやっと。

またも延長戦で敗れた。
「どちらの試合も決めるべきところで自分が決められなかった。
ヒットが出れば1点入る場面でフライを上げてしまって・・・。
上級生に申し訳ない気持ちでいっぱいだった」
また、体調も万全ではなかった。
1年生の夏は決勝戦前日に発熱し、当日は点滴を打って出場。
試合後は立っていることができなかった。
昨年は、1年冬に左ひざを手術したリハビリが長引き、
チーム練習に合流できたのは大会1週間前だった。

けがが完治したのはここ最近。
やっと思うように動けるようになった。
「今年こそ監督さんを胴上げしたい。甲子園へ行けば
勝てる自信もある。」
最後の夏に向け追い込みをかける主砲は、日焼けした
顔を引き締めた。

勝ち進めば、一昨年敗れた銚子商と準々決勝で、
昨年敗れた千葉経大付とは決勝で対戦する可能性がある。
「甲子園を目指すだけでは目標としては低い」
と田中主将。
千葉経大付を倒して甲子園へ行き、全国制覇したい」
と力を込める。

2年分の雪辱を果たし深紅の大優勝旗をつかむため、
チームは一丸となって夏の大会へ挑む。


今朝、会社へ出社したら、いつも一緒に紅陵を応援してる
仲間から、FAXが届いており、↑上記の新聞の切抜きが
送られてきました(感謝です。て、ここは見てないと思うけど)
今日発売の千葉日報(ちなみに我社は日刊スポーツ(笑)
日経ぐらい取らないと(苦笑))
それを今日の今日送ってくれて・・・
50回位繰り返して読みました。
イヤー、正直我ながら情けないのですが、先日横浜高校戦を
見に行った仲間の詳細なレポに、やや傷心してましたが、
この記事を拝見して、だよな!だよな!やれるよな!
行けるよな甲子園へ!と恐ろしいほど単純な性格ですが、
息を吹き返した気分です。
てゆーか、以前も書いたと思いますが、紅陵ナインは比較的
この類のインタビューは、屈託のない御意見が多かったのに、
自信の表れか、自分たちを奮い立たせるためか?
真相はわかりませんが、堂々と「甲子園」を
意識する発言に、勝手なファンの願望ですが・・・
期待度マックスです(毎年期待度マックスですけど)

開幕まで、あと1ヶ月弱
(私の言う開幕は8月8日)
頑張れ紅陵!