多田昌弘選手(紅陵→広島)

紅陵の左腕投手として最初のプロ入り選手。滅法速いボールがあるわけではなく、多彩な変化球とボールのキレでプロ入り。やはり、多田投手で思い出すのは74回三回戦・佐世保実戦のノーアウト1.3塁からのリリーフでしょうか。

絶体絶命の場面から、ワンバウンドでスクイズを外し、9回途中まで無失点の好投。立派な準優勝立役者でした。また、多田投手と言うと大会期間中の紅陵の試合の時、NHKのアナが「乗り物酔い」をする。こう言ってたのも思い出します。

ドラフトの6位?7位でカープに入団。新聞を追ってると、ファームのみでしたが先発登板もあったし、下位入団にしては登板機会も多かったと思うので、大野・川口・北別府の次の世代をと...思っていましたが......

2年で退団は驚きました!!80年代90年代のカープの高い育成能力ならと......ただ、一部で聞いた所によると、一軍の打撃練習の手伝いに行った時、凄く打者にとって打ち易いボールを投げていて、バッピに転向になったとか???

その後は、金本の恋人としてカープの裏方として活躍してましたね。今は、金本に引っ張られ?阪神でバッピをされていますが(胴上げシーンで103番は一昨年も今年も見かけました)かつて、カープのバッピの方が50歳過ぎまでバッピを勤め連盟表彰されていましたが、多田選手も猛虎打線の縁の下の力持ちとして頑張って頂きたいです。